400年続く伝統 能登の揚げ浜式製塩
能登の塩造り
能登では、江戸時代以前より続く伝統ある揚げ浜式製塩が今も続けられています。塩田まで海水を汲み揚げることから「揚げ浜式」と呼ばれる製塩法です。
太陽と風の力
汲み揚げた海水を、塩田の砂にふりまき太陽と風の力で乾燥させ、塩分を含んだ砂を集めて、海水をかけて塩分の濃い「かん水」をつくります。それを平釜で煮詰めることでやわらかい風味の塩ができます。
奥能登揚げ浜塩
「揚げ浜式製塩法」で造られて、こだわりの海水塩です。夏の炎天下、砂と海水を扱う塩田作業は大変な重労働で、今でも塩田村の浜士は手間ひまかけて揚げ浜塩をつくっています。作業は天候に左右されるため「揚げ浜塩」の生産量は少なく、大変希少です。ほんのりとした甘みとコクのある味わい、「旨みのある塩」をご賞味ください。
熟練した職人の技
味の良し悪しを決める釜焚きは、1000リットルの「かん水(塩分濃度の高い水)を17時間、焚き続けます。常に炎に気を配る塩造りは、寝ずの作業となります。 昔ながらの「揚げ浜式製塩法」により、能登の海水から揚げ浜塩を生産する浜士の登谷良一氏は、石川県の「ふるさとの匠・伝統の匠」に認定されています。
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