能登を醸す

 

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数馬酒造

 

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【地域社会を牽引する】

地域資源の価値を最大化するものづくり

 

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数馬酒造は海山の自然に恵まれた石川県能登町に位置する蔵元です。奥能登を代表する清酒「竹葉」をはじめ、地元の契約農家が栽培する能登の米と山間から湧き出る良質な水にこだわった、美味しい酒造りに励んでいます。

 

酒造業から創造業へ

 

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創業から1世紀半。心和らぐ清酒(さけ)造り、心華やぐ会社(いえ)作り、心豊かな能登(まち)創りという理念のもと醤油を醸し、酒を醸し地域と共に歩んできました。能登で酒を造ることは、農業をはじめとするさまざまな地元産業を連携させます。地域の結びつきを生み出し、大きく育むことは蔵元の代々の願いでもありました。

 

地域資源を活かす

 

能登最古の歴史を持つ醤油蔵をルーツとする数馬酒造では、米の栽培に適さない耕作放棄地で作られた大豆と小麦、そして能登の大地に育まれた仕込み水を利用した醤油づくりにも取り組んでいます。舞台となるのは廃園になった地元の保育所。ここを醤油蔵として改装し、既存の醤油蔵から移転しました。

 

【数馬酒造のこだわり】

お米のこだわり

 

酒造りの基礎となる米。数馬酒造では原料の良し悪しを見極めるため、自社での精米にこだわっています。玄米から仕入れるため米の再選別ができ、その年の米の状態によって1%単位で磨きが調整できるのが最大の利点。また、食品の安全性を確保するために、栽培や飼育から加工、製造、流通などの過程を明確にする、いわゆるトレーサビリティーが可能となり、安心して飲める日本酒を提供できるようになりました。

 

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県内で登録されている酒米「石川門」「山田錦」「五百万石」の全品種を、地元能登の契約農家4社と連携して栽培するなど、能登産の原料米にこだわっています。能登の自然と共存共栄できる環境を目指し、農家の協力のもと無農薬無化学肥料での米作りも始めました。その中のひとつである「株式会社ゆめうらら」さんの水田は、2013年に水田環境の格付けでトップランクに位置する「環境特A地区」の認定を受けています。

 

仕込み水のこだわり

 

日本酒を造るうえで非常に重要な仕込み水ですが、その硬度によって酒の味は大きく変わります。能登半島の内陸部に位置する能登町(旧柳田村)。数馬酒造では、この地の山間から湧き出た水をタンクローリーで汲み取り、仕込み水として使用しています。元々、能登の水は酒造りに適していると言われていますが、とくにこの湧き水は硬度が1.7と全国トップレベルで柔らかく、口当たりの優しいふくらみのある酒造りには欠かせないものとなっています。

 

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じつはこの仕込み水が湧き出る山は、数馬酒造の先代の杜氏が管理していたものでした。当時から酒造りに合う水を探し求めていた杜氏がある日「いつも喉が渇いたときに飲んでいるこの美味しい水はどうか」と分析してみたところ、じつに素晴らしい結果が出たそうです。より良い仕込み水を求めて厳選を重ね、ようやく辿り着いたのがこの水なのです。

 

酒造り体制のこだわり

 

世界農業遺産に認定された能登の里山里海の景観を維持するため、地元農家と連携した「水田作りからの酒造り」に取り組んでいます。耕作放棄地を開墾し、水田に変え、さらに米の栽培も行うこのプロジェクトは、2014年の開始以来およそ東京ドーム4個分の耕作放棄地の削減に成功しています。

 

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2015年には醸造責任者に社員を据えて、杜氏制の酒造りから社員が一丸となった酒造りに切り替えました。チームワークやコミュニケーションを大切にした柔軟性のある醸造環境を整えることで、若手が活躍できるクリエイティブな酒造りを目指しています。また、酒質の向上、顧客ニーズへの柔軟な対応、継続性のある醸造環境の構築を目指し、毎年積極的な設備投資も行っています。

 

酒米の能登産100%を達成

 

数馬酒造では、2020年の酒造りより、日本酒造りに使用する酒米の調達において能登産100%を実現いたしました。これにより弊社の酒造りにおける原材料の米・水がすべて能登産です。唯一県外産の酒米を使用していたお酒の新酒出荷を機に、提供する全ての日本酒が能登産の酒米となります。

 

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私たちの生業の礎は、能登の自然。この美しい能登の里山里海を守り、次世代につなぐ。「醸しのものづくり」で能登の魅力を高めることが私たちの使命です。

 

 

 

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