これまで経験したことがない芳醇な柚子の香り

 

 

柚餅子総本家中浦屋

 

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これまで経験したことがない芳醇な柚子の香り

 

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柚餅子総本家中浦屋の「丸柚餅子(まるゆべし)」は、大粒で肌がきれいな柚子を丸ごと贅沢に使ってつくられます。手仕事で柚子の中身を丁寧にくり抜き、柚子釜に秘伝の餅だねを詰め、柚子と餅だねがなじむように蒸し上げ、半年間の自然乾燥を経て「丸柚餅子」が完成します。

 

加賀藩前田家が伝承

 

百万石を誇る加賀藩前田家に仕えた料理頭舟木伝内の息子、舟木安信が書いた料理書には「丸柚餅子」の製法が載っています。

 

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260年をこえる昔、加賀藩前田家で記された「丸柚餅子」の製法と歴史ですが、その原型である塩からい柚餅子の歴史は530年前にさかのぼり、室町時代の古文書に登場します。以来、前田家のお殿様が召し上がった「丸柚餅子」は、包丁侍と呼ばれた料理人らの手によって洗練し伝承されてきたのです。悠久の歴史を経て現代に伝えられた「丸柚餅子」、責任と誇りをもって柚餅子総本家中浦屋が継承いたしております。

 

輪島塗の行商でひろがる

 

柚餅子総本家中浦屋が創業した輪島の基幹産業は輪島塗です。古くから輪島塗の商い方法は全国各地のお得意様を訪ねる行商でした。お客様のもとで注文をいただく折、納品にお伺いする折、折に触れ重宝されたのが「丸柚餅子」でした。長期の保存ができることも手伝い、行商人らは安心してお土産として持ち歩いたのです。長く行商に歩き「丸柚餅子」が硬くなると、訪問先の厨房で蒸し直したり炙ったりと行商人も腕をふるったようです。

 

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中浦屋の「丸柚餅子」は、美しい飴色、柚子の香り、上品な甘さと微かなほろ苦さ、これらの絶妙さが時には芸術品と評されるほど、多くの方々に愛されています。

 

一年に一度しか製造できない貴重な一品

 

各地にも名物の「柚餅子(ゆべし)」がありますが、中浦屋の「丸柚餅子(まるゆべし)」は完熟した中でも特に大粒で品質の良い厳選した柚子を丸ごと1個、贅沢に使います。

 

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秋に収穫される旬の柚子の中身をくり抜き、その中に秘伝の味付けをしたもち米を詰め、それを数回蒸して約半年間も自然乾燥させる、という古くからの製法で一つ一つ丹念に作られる手作り銘菓です。

 

時間と愛情から生まれる至極の味わい

 

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柚子の苦味と抑えた甘さが口の中で広がる滋味芳香としたこの珍菓は歴史も古く、源平のころ保存食、携帯食として生まれたものです。年に一度しか製造しない「丸柚餅子」は、輪島の古い文化もひそかに伝承しています。

 

 

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